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fallows

ゲーム好き。 乙女もBLも一般も色々やります。(積みますが←) 基本主人公大好き。

鏡界の白雪④【混堂優等】

※ネタバレ苦手な方はご注意下さい。
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混堂優等:26「混沌を持つ男」

大学准教授。無月さんの幼馴染みです。
おっとりした印象を受けますが、本好きのいい意味で普通の人ですね。人当たりの好い人。先生だから、かもしれませんが。

ある日知らないゼミ生から不可抗力で頼まれてしまい、ゆら先生へ資料を運ぶことになります。そこで雪崩(本)にあってしまっていた先生を心配して今後何かあれば手伝うことになり、バイトがない日は通うことに。

次の機会の時にクーラーが壊れてしまって、ゆら先生が持ち出してきたのは水鉄砲でした。他の学生も混じったりして、水浴び大会になっていて。

少年のような大人だなーと。子供っぽいとかではなくて、学生にも混ざれる(対応)できる、できた大人。普通とか先に言いましたが全然普通じゃない。ここまで落ち着いて色々対応できる大人がそういるか。私は無理だ←
けど、ゆら先生がそこまで対応出来るのはプライベートと仕事をきっちり分けているからではないかと。すごい……。

無月さんとましろちゃんが話をしている時にゆら先生が現れて、鏡界の扉が開きます。
多分、ゆら先生と無月さんが一番現実と鏡界のギャップが激しいと思われます。これがゆら先生の内面かと思うと滾る(笑)
外面では「嫌われない自分」を繕い、内面では白雪に執着する、感情に忠実な人。確かに狂気的ではあるけれど一番人間らしいように思います。
chapterの最後にいつも彼視点のエピローグ?があるんですが、そこでの内容からましろちゃん(白雪)こそ、自分を救ってくれる存在だと思っているんじゃないかなと。
だからこそ(一部を除いて?)最初の方からみんな好意的なんじゃ……?

ゆら先生の鏡界が開く発端がすべからくましろちゃんが「他の男」と関わることなので、無月さんや壊音くんが現れる率が他に比べて多い気がします。しかもちょっと仲良さげなイベントなんですよね……無月さんは勝手知ったる仲でしょうし、壊音くんはましろちゃんがファンですし。日常的なことではあるけれど、それすら許さない。

中盤ぐらいから鏡界のゆら先生もちらっと顔を覗かせてくるのですが(あくまで感情の話で)、とある不審者にましろちゃんが突き飛ばされることで先生キレます。このこときっかけで先生は過去のことを打ち明けます。

先生は施設育ちで、そこで生活していくにも、引き取られた混堂家でもよい子でいなくてはいけない、優しくあろうと無理した結果の「本質(鏡界)」のようで。

でもゆら先生ほど現実と切り離された狂気は他の人ではなかったです。character最後のモノローグを見ていると「優しくしかできない自分」にコンプレックスを抱いていて、寂しさや独占欲で束縛してしまいそうになることを歪んでいると思いながら葛藤しているのですが。あくまで葛藤であって、それを現実にまで落とし込もうとはしていません。自制できてるんです。

ただ、ましろちゃんと思いが通じて受け入れられたところで、鏡界の彼が、

「現実の俺だけが受け入れられるなんて、俺は-―絶対に許さない」

このセリフ……!
病んでるわー(笑)

何が起こるのかと思っていると鏡界の彼と現実の彼が女王を介してまさかの対面をすることに。
女王や鏡界の彼の言葉に唆されて現実の彼は鏡界の彼を受け入れていくようになります。昇華するよりも取り変わるような形で。これが鏡界の彼がましろちゃんを手に入れる為の「手段を選ばない」ということなんでしょうか。

自分自身すら信じられない不安で不安でたまらない先生はとうとう監禁してしまいます。

chapter8でエンディング分岐です。

監禁生活の中(とは言えゆるいというか優しい(?)監禁)でましろちゃんはこのままではいけないと逃げ出す決意をします。
深夜ひっそりと逃げようとしたましろちゃんを先生は見つけてしまい、泣き叫びながら追いすがります。字面だけみるとあれですけど、過去や過程やら見ていると、しようがない大人だなと思ってしまいます。それだけましろちゃんのことが好きで彼女しかいないんでしょうけれど……ましろちゃん寛容すぎる。

逃げ出さずに受け入れる純愛エンド。
ましろちゃんはきちんと気持ちを伝えて、ゆら先生と一緒に前と同じように幸せな時間を。離れても一緒にいると。

逃げ出す鏡界エンド。
罪選択で死亡エンド。 亡骸でもいいってすごい←
罰選択で囚われエンド。鎖に繋がれて、鏡界の彼と一緒にただ無為に時間を過ごす。一緒にいるだけでいいのだから「彼だけの未白」を手に入れられて満足なんだろうなあ。
ただ知る必要はないと言われましたが、現実のゆら先生にましろちゃんはもう必要ないとは一体?女王が現実にいったとしてもましろちゃん必要ですよね?現実のゆら先生、生きてますよね?←
ここがどうなってるのか最後の最後で気になりすぎた……


ゆら先生は、鏡の中が楽しすぎた(笑)
あのギャップ、そして現実での葛藤の末の狂気。泣き叫ぶシーンの迫力はかなりありました。だからこそ、ましろちゃんの懐の広さが際立ちます。
案外お似合いなんだと思います。カチッとパズルが合うと言うか。ましろちゃんがゆら先生包み込むような形で。

幸せな家庭築いてそう。
それで新しい居場所もできたらいいですね。


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ゆら先生の家族のこと、結局今どうしてるかとか、先生自身との今の関係の状態とか、もう少し知りたかったなーと思いました。必要ないと言えばないだろうけれど。
家族の本音が先生の思う通りだったのかどうか。
ご都合かもしれないけれど、家族とも幸せなゆら先生も見たかった。